対談 NPO法人日本再生プログラム推進フォーラム 2010年4月8日 埼玉再生・日本再生 埼玉県知事 上田清司 さん vs 代表理事 藤原直哉: 藤原直哉のインターネット放送局

 民主党系の人ながら、途中で八ッ場ダムの擁護をし始めて、ポカーン状態。要するに議会多数派の自民党系会派との合意を取り付けるためにダムを認めて、他の所で力を貸してもらったらしい。知事が話している、効果のあった事例だって、よくよく考えてみれば目先の利益のために金を集中投下しましたってだけと気付いて萎えた。要するに朝三暮四のめくらましをやって人気取りをしただけジャンかと。
 かつて日本も全国が均等に成長するという戦略を早々と捨て、全国から集めた金を都市部に集中投資して経済成長する装置をまず作ろうとしたワケだ。都市が成長するまで田舎は我慢しろと。で、都市が成長して、今度は田舎を成長させる番なのに、都市は「田舎は無駄」とばかりに切り捨てた。都市に集中投資している間は日本全体の収支が黒字ではあったわけだが、結局成長期ですら崩壊した田舎も多かった。それと同じ手法を埼玉でも再現したいらしい。
 最初は耳障りのよい言葉が連ねられていて、もう少しで騙されるところだったよ。