とある魔術の禁書目録 第20話「最終信号」

 無理して当麻の出番を作らなくていいから。
 ラストオーダー完結編って、2話だけどな。アクセラレータに纏ろういろいろなものがちょっとどう処理されたのか確認しづらかった。もともとの名前であるとか、アクセラレータのために量産された御坂もしくはラストオーダーは実験体であり、同じ実験体であるアクセラレータの心情など。別に残り一万の御坂妹を救うことで、アクセラレータ自身も救われたがっているという描写でなかったわけで、それでもラストオーダーにこだわるための割り切りが不明瞭なのはなかなかだと思った。まぁ言葉にすると途端にウソになってしまうってことなのかな。
 絶体絶命のシーンの連続から、実は死者がいないって展開はちょっと興醒めな感じはするが、キレイ事の連発でもこれは密度か濃くてなんともこのこってり味が絶品でございました。