【衆議院】郵政民営化の検証のため参考人として竹中平蔵氏の出席を求める方針を決定…「かんぽの宿」の譲渡問題

231 :名無しさん@九周年:2009/03/12(木) 00:38:20 id:v5a1Tb5P0
本日の参議院予算委員会にて

ttp://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?sin=3064&on=1236784594&si=9b576f1a57a57dd39d7615bae7ed240c1&ch=y&mode=LIBRARY&un=c8aea99de9015622d9104b9aebd89408&pars=0.33485939335892845

メルパルクはワタベウェディングに0円譲渡

ワタベウェディングは日本トラスティ信託銀行が株主
日本トラスティはオリックス筆頭株主であり、西川の古巣である
三井住友が出資して設立した会社。


やれやれ、メルパルクも売国奴仲間の出来レースか。


 郵政「メルパルク」賃貸巡り国会で追及

 日本郵政のメルパルクをめぐって不透明な契約が結ばれていると、10日、番組の中で指摘しましたが、この問題が11日、国会で取り上げられました。鳩山総務大臣は、「日本郵政には説明責任がある」と述べました。

 「国民共有の財産の処分の話ですから、やはり、ありとあらゆる資料を公表すべき。一点の疑念もなかったことを証明する責任が日本郵政にあると思います」(鳩山邦夫総務大臣

 日本郵政が全国に所有するメルパルクの建物は、11か所を一括して民間のウエディング会社「ワタベウエディング」に貸し付けられています。しかし、日本郵政はこれまでの取材に対して、具体的な賃料や借り手の選定に至る詳しい過程について、情報の開示を拒んできました。

 11日の参議院予算委員会では、民主党尾立源幸議員がこの問題を取り上げました。
 「これは随意契約競争入札はない」(民主党尾立源幸議員)

 鳩山大臣は、日本郵政に説明責任があるとした上で、調査を検討すると述べました。
 「一般的な監督権限の範囲内でどういう調べができるか相談したい」(鳩山邦夫総務大臣

 また、メルパルクの運営がワタベの子会社に譲渡価格「ゼロ」で事業譲渡されていたことについても苦言を呈しました。

 「11施設が全部が黒字ですから、譲渡価格がゼロというのはあまりに安易な計算方法ではないか」(鳩山邦夫総務大臣

 質疑の後も――
 「(事業)譲渡価格0円、ちょっと出来すぎだわな」(鳩山邦夫総務大臣

 一方、日本郵政は、メルパルクの賃料について、ワタベ側の最終提案が初年度で30億円だったことを初めて明らかにしましたが、実際に受け取っている金額については明言を避けました。(11日18:10)

 0円譲渡の部分を聞こうと思って、今リンク先の参議院予算委員会の動画を見ている。民主党の尾立vs日本郵政の西川社長だ。郵政私物化の件は終わって福祉のテーマに移行。で、内容云々はともかく、思うところがあったのでメモ。
 今まで政党政治を胡散臭いと思っていたのだが、その胡散臭い政党政治を糺すのもまた政党政治なんだなとぼんやり思ってしまった。結局コレだけ厳しい追及ができるのも民主党を中心とする野党が参議院過半数をとっているせいなんだろうなと。尾立議員がこれだけの調査ができるのも、もし彼が孤立無援の無所属議員だったら、取り掛かるためのきっかけを掴むのすら難しく、徒党を組んでいる他の議員の情報網を活用できるからなんだろうなと想像した。詳細な調査をするためにも力や信用、カネなどが必要なのであり、それも議会で過半数を取っているというのがバックグラウンドとしてうまく働いているからなんだろう。
 これが自民党になると全く逆に働くというのが、やはり政党政治の恐ろしいところだ。特に現在のように政治屋だけでなく、経団連などと強く結びつくと多数であることを隠れ蓑にやりたい放題。野党が少数派であれば調査内容もしょぼくなり、追求の勢いが小さくなる。与党であることにより情報隠蔽能力も高く、相手に尻尾をつかませないことが容易だ。相手がわからないことをいいことに、本当は完全にクロな事例でも相手が詳細を証拠として掴んでいないことをいいことに言い逃れが可能だ。
 で、野党が与党の悪事を追及する手を休めると、与党は自分たちの利益になる議題にた易く着手することができる。自分に都合のよい法律を数を恃みにどんどん可決。ホント政党政治って諸刃の剣だわな。特に悪意のある層にそれが渡されると酷いことになる。
 しかし、映像ってのもかなり威力があるな。尾立は人がよさそうな風を繕って温厚に質問しているのだが、もう質疑開始早々怒りの表情がアリアリと見て取れる。言葉をひねり出す度に怒りを抑えて温厚そうな表情を維持するのに必死であるってのがなんとも迫力がある。
 対する西川は終始オドオド。違法行為を示す発言をしてしまってそれを尾立に指摘されると、「言い間違いました」との発言。うーん、これって許されるの?。自分の職場でも管理職のトップは末端の社員の作成した書類に必ず目を通して、決済したという証拠に捺印して実務が実行されるわけなんだが、当然郵政私物化の各指示はすべて西川が目を通し、実行を許可したハズ。だからこそ議員の質問にも答えられるわけだ。しかもこういう場の質問ってすべて文書であらかじめ提出されているわけで、いい間違いってのはありえないことだ。
 でも結局西川は自民党に繋がる特権階級なわけで、言い間違いっていうおためごかしが現実に通用してしまうんだよな…。まぁ違法献金と知って賄賂を受け取って、それがバれたから返せばオッケーという、盗んだのがバれたら返せばいいんだろ!という泥棒の論理と一緒。鳩山大臣も厳しく調査するとか言っているが、普通ウソをつくような部下がいたら、調査云々は後回し、まず馘だろうと思うのだ。貧乏人は泥棒をしなくても問答無用にしょっ引かれることもあり、特権階級は処罰もされず犯罪を繰り返してもお目こぼしとはうらやましいこと限りが無い。
 しかし、西松建設問題についてはんHKも自民党、それも清和会についてはすべてスルーで不公平なこと夥しい。自民党に都合の悪い情報は場末の人目につかないような報道で「いちおう報道しましたって体裁を取ることで」お茶を濁している。で、さらに国民の目を逸らすために北朝鮮のミサイル問題、大韓航空機撃墜問題の蒸し返し、海賊退治で大騒ぎ。海賊なんてエネルギーの生命線であるアラビア海シーレーンとはほとんど関係の無いソマリアだしな。一体ソマリア沖までわざわざ攻撃されに行くような奇特な日本の民間船なんて本当にいるのか?。昔とは違って紅海−スエズ運河ルートで輸送するなんて時代でもないと思うんだが。結局北チョーセンも本当は周辺諸国に敵対する気なんてさらさらなく、むしろ周辺諸国が内政で危機に陥った時に、国民のガス抜きに騒いでみせる、「泣いた赤鬼の青鬼」の役を引き受けることで、その都度報酬を受けて生き延びつづけているヤラセ国家なんだと思う。旧社会党は北チョーセン、自民党は南鮮と強いつながりがあるというサイトがあったのだが、よくよく考えると自民党のほうが北チョーセンとの繋がりが深いことに苦笑するしかない。
 で、大騒ぎしていることで、今盛大にやっている為替介入や外債購入からも目を逸らさせたいようだ。£も昨晩一時¥132台をつけたと思ったら、いつのまにか¥138台に戻っている。$なんて¥98〜¥99台から少しも動かない。€は上がりつづけているばかりだ。外国が日本の輸出企業の決算期に合わせて円買い→円高→すかさず日本政府もしくは迂回手段で外貨買い→円安って流れらしい。自分なんかは数ヶ月前にこの時期は円高になるって予想をしたんだけど、そうならない可能性のほうが高くなってきたように思う。3月決算の発表がある5月には日本企業の赤字報告が垂れ流されてさらに円安になるという予想をする人も多いようだ。
 なんというか、朝鮮が不安定になると(っつーか、外交で威勢がいいと)、それはすなわち自民党が都合の悪いことをしているって指示薬になっているな。鳩山の発言がちょっとわかりにくいが、森も安倍も日教組叩きをやっているし、まず間違いないだろう。しかし、日教組叩きをして辞任した中山のことを考えると、同じ行動をとってもなんのお咎めも無い様子を見ると、麻生周辺も間違いなくガタガタになっているっぽい。某巨大掲示板のN+で、麻生の著書がよく売れているというスレが大人気なんだが、麻生絶賛かと思ったら逆。なんつーかわかりやすいというか…。ホント自民党内部で麻生おろしが激しいんだろう。失言大王と言われる麻生の発言が最近クローズアップされないのも、麻生が口を慎んでいるのか、それとも相変わらず失言しているけどもガス抜きが功を奏しているだけなのか、今のところ確定しようが無い。
 で、福田がUAEに使いっパシリってのが泣ける。まぁあの人ももとは石油利権どっぷりの人だからねぇ。オヤジは人が良い感じで、キレイ事を口にする割には今一ぱっとしなかったが、息子は息子でオヤジほど腰は低くないにせよ、作業能力を買われて走狗ですか・…。この人がむしろ石油利権出身であることを利用して合衆国から脱却してアラブ独自外交を実現してしまったら、それはそれで驚くんだが、さすがにそれはなさそうな気はするがなぁ。