タイムボカンシリーズ ヤッターマン 第103話 シッパイツァーだコロン

 状況が今の日本のモンペとそっくり。結論だけが現代的でないというか。
 しかし、こういう話がドラマとして成り立つためには、医者でも治すことができない病気があり、そういうことを患者も了承しているってことだわな。娘の手術終了後までの村長の態度は、いまのモンペとそっくり。つまり、今の日本の患者のある層は、未開土人レヴェルってことだわな。
 ゾロメカ(いや、ゾロではなかったが)勝負も凝っていた。複雑にしたってどうせ同じってボヤッキーの台詞が光ってた。坊ちゃんを定本とした勝負だが、ヤッターマン側のメカがドロンボー側のマドンナにたぶらかされてENDってのがまた楽しませてくれる。所詮女ってのは権力側の道具って立ち位置が妙にウけるのだ。山嵐メカがおべんちゃらメカをすっ飛ばしてドロンボーメカを撃破するんだけど、爆破の前には脱出していて、ゾロメカでも決して使い捨てではないってのが泣かせる。
 で、なんか今回はやたらゲストストーリーもメカ勝負もハイレヴェル。終わる前の輝きか。