屍姫 赫 第4話「惨美歌」

 OP動画とか、やっぱはいてないで人気取り?。
 うーん、今まで出てきた屍はやれ庶民だの特権階級だのというよりは、むしろクレーマーとかモンペあたりが近いような気がした。ちょっとずつ屍や屍姫の設定も出てきて面白みが出てきた模様。やっぱり主人公はあまりでしゃばらないほうが良い。対立組織というか組織内敵対勢力とかも少しずつ明らかになりそう。
 というわけで、4話まで視聴してみたが、1・2話のストレスからはかなり解放された。ヒロインは気負って喋るときは気合が入ってそれなりに聞けるが、よくよく考えてみるとやっぱり素人っぽい。主人公は出番が少なければ問題ない…っていいのか?そういう評価で。中二病的台詞回しは鼻につくときとツボに入るときと2通りあってちょっと打率は低め。スタッフに若手が多いのかな?。
 一つ言えるのは、割と女性の性格付けに好感が持てるということ。やっぱ現場で揉まれてキレイ事をいわないだけで評価が高い。っつーか、むしろキレイ事を切って捨てているという態度がツボなんですわ。他人を巻き込まない、思い込みで周囲を振り回したりしないという部分が妙に心地よいというか。その代わり男子学生諸君はあまりに能天気すぎ。なんというかこの作品が狙うコアターゲット層が転倒している感じだわな。ある程度中高生を意識していると思うんだけど、登場人物の背景から読み込むとなれば、社会人層でないとわかんないんでねぇの?という気がした。中高生はこの作品の女性キャラには萌えないだろ?。でも社会人から見たらそばに置いておきたいとか、支えてやりたいとか思ってしまいそう。でも主人公クンの台詞はキレイ事。まぁ成長余地だと言ってしまえばそうなんだけどね。
 しかし冒頭の印象が正しいのなら、會川昇も容赦ないよな。