夜桜四重奏 第4話「フリカエル」

 なぜ町歌の歌詞中にツンデレが?。
 どうもアオと同じ髪の色の猫耳男は、昔ヒメと秋名の友人だったらしい。友人であるときはギンであり、敵であるときは円神という名であるらしい。ギンに取り憑いている円神は、要するに売国奴のメタファーなんでしょ。物語的にはやむにやまれぬ事情があってギンは敵に手を貸さざるを得なくなっているんだけど、まだ良心が残っていて出来る限りの抵抗をしてみせているというところか。OPでアオとべったりだから同族なんだろう。
 最終的にギンを救うか救わないかがヤマ場になるんだろうけど、そういう結末は実はどうでも良くって、過程において登場人物がどのような最善策を取ろうとしているのか?に注目すべきなんだろう。土地神の一見余裕がありげに見える行動あたりも、ただの見栄でもなさそうだし。
 円神も苗字が秋名と一緒だし、なんかまだ隠されているものはありそうだわな。しかし、今回躊躇わずにチューニングしてれば「かくて桜真町の平和は守られた。」でしゅーりょーだったのでは?。何気に重要なポイントなハズなんだけど、状況説明の一部に過ぎない描写になっていた。まぁ仕方がないんだろうけど。
 うーん、やっぱプレスコも今一なのかな?。尺が短いことが最大要因なんだろうけど、どうも間がとれていないというか。自分の勘違いで、やっぱこれぐらいがあたりまえなのか?。