さて、ようやくこの4thQシーズン新番組の初回を見終わったわけだが。

 やっぱ話題作は話題作なだけはあるよなという実感。特に付き合いで見るか…と半ば義務的にチェックした作品は、さすがにその作品の見どころがどこにあるのかが、大抵の視聴者にわかるような作りであった。
 それ以外の作品では、禁書目録が一般性に欠けて今一と思ったほかは、大抵ガチでオタク向けの作品と、一般人に向けてというほど誰にでも見てもらう作りではないながら、オタクに媚びる要素は極力排除した作品ってのがやはり分けられていて、こちらがそれをそれとわかって視聴する分には問題がないのがわかる。
 なんというか、結論としてはやはりアニオタにとっては幸せな時代になっているのかなというのを実感する次第。価値観の多様化と口で言うのは簡単だが、じゃぁこれだけの作品が作られてかなり棲み分けが出来る時代ってのはそうそうないよなと思うのだ。
 すべての作品を視聴しているわけでもないのでなんともいえないところではあるが、実力があるのなら、それなりにそれを発揮できるようになっているのかな?。実力があって優れた作品を作ることができるのに、予算がないからショボいアニメにしかならなかったりって例をあまり見ない。昔を振り返って、じゃぁ才能はあるのに誰にも見出されずに埋もれてしまったという記憶もそうそう無いのだが、今までの作品を見終わっても、ストーリー構成で「いくらなんでもこれは無いだろ」みたいな物は無い感じがする。
 付き合いレヴェルの作品はよく出来ているので特に言うことは無いが、それ以外の作品で自分が楽しみにしているのは夜桜とミチコぐらいかな。