鉄のラインバレル 第1話「クロガネと少年」

 オレ様化する子どもたち (中公新書ラクレ)
 原作未読。なんで腹から背にかけての血塗れをスルーしているのか?と思ったら、最後に答えが。谷口悟朗が関わっているので、全能感の少年あたりはそういうメッセージだと思う。助けてもらいながら、弱い者認定されるのに我慢がならない様子とかモロそうだろ。
 まぁクォリティは高いわな。秋田書店とか今カネもってんのかね?。一時期ジャンプ・マガジン・サンデーの3強の時代が長く続いて、老舗といっていいチャンピオンの凋落の時期がずっと続いていたと思うんだけど、無敵看板娘とか、舞-HiMEの共同展開あたりから少しずつ力を蓄えてきているようには思う。アニメの場合自前の製作会社云々はなく、単に契約関係で実力のある製作会社のリソースをうまく利用できるので、こういう作品を提供するのに地道な積み上げは必要ないんだろう。権利関係とか厳しそうだけどね…。
 見ていてそんなに気分は良くないんだけど、感想を書くネタはありそう。どうせ話題作になるから、あんまり気は乗らないんだけど付き合うかといった程度だったんだけど、続けて視聴しそうではある。主人公の成長と現代社会への切れ込みとを組み合わせてなんとか話をまとめて終いってとこでしょうけどね。まぁそれを裏切ってくれるのは喜ばしいことなんだけど、そうなるかどうかはわかんないしな。