しゅごキャラ! 第44話「ココロのきらめき!」

 変身バンクで水増しした総集編。
 …と海里との別れ。まぁ馴れ合う前に言っちゃうのは添い遂げられないというお約束なんだけどな。やたら海里の出番が多いと思ったら、最後の見せ場ですか。で、いなくなったJには誠一郎がなると。っつーか、誠一郎って誰?。
 今更だが、キャンディーズは亜夢のなりたい自分を視聴者にわかりやすいように要素分解したもんなんだろうなと。で、ダイヤはキャンディーズと違うキャラというわけでもなく、単純にキャンディーズを合わせたものでもないんだろう。亜夢に自分とは何かを突きつけるダイヤは、もう一人の亜夢でもあり、亜夢のなりたい自分でもあるというわけか。ダイヤという記号そのものが亜夢自身が磨けば光る原石であるということを示しており、その宝石自身に自分を磨けと言われたわけだ。机の上に置いたダイヤのたまごを見て背筋を伸ばすというのは、それがわかっているからこそなんでしょうな。
 うーん、なんかよくわかんないんだけど、第2期に移行するまでダラダラやるんでしょうかね?。イースターとの対決云々があると思っていたんだけど、こののんびりとした進行からは先が読めません。でもまぁあと5〜6週ぐらいはあるんでしょうけどね。全員がキャラなりできるようになったというのは成長したという証だというのはわかるんだが、やっぱ'80年代アニメに親しんだものとしてはもうちょっとメリハリを求めてしまうというか。新しい切り口が見つかんないと2週目の感想はキツいかも。