海外のマスメディアのほうがまともなのかね?。

 そろそろDat落ちだろうが。
 【国際】「日本のモンスター親の圧力で学芸会で白雪姫25人登場」記事、英米でも反響…「アメリカみたい」「共産主義だ」

モンスター親は日英米共通? タイムズ記事に共感コメント
2008/6/10
イギリスのタイムズ紙が日本のモンスターペアレントを記事にしたところ、アメリカなどから同紙サイトに共感のコメント書き込みが相次いでいる。英米両国は早くからモンスター親に悩まされていただけに、他人事とは思えない、ということらしい。

苦情で白雪姫が25人になったと紹介

モンスター親の記事を載せた英タイムズ紙のサイト タイムズ紙の2008年6月7日付記事は、かなりセンセーショナルなエピソード紹介から始まっている。

日本のある郊外の小学校で、ヒロインの白雪姫がなんと25人も現れる学芸会が行われた。そこには、原作に出てくるコビトや魔法使いのおばあさんの姿はまったくない。舞台作りをしたのが、モンスターペアレントと呼ばれる日本の父母たち。ヒロインに1人の女の子を選ぶのは不当だとして、教師たちを脅し、迷惑電話をかけて降参させたというのだ。記事では、「親たちにとって、勝利の舞台だった」と書いてある。記事タイトルは、「日本のモンスターペアレント、センターステージを奪う」だ。

この刺激的な話は、どうやら日本で出ているモンスターペアレントの本や記事をもとに書いたらしい。タイムズ紙の記事では、ある大学教授の著書や話が紹介されていた。

記事は、日本のモンスターペアレントが、「教師狩り」のグループを作り、校門で教師ともみ合ったり辞職届にサインするまで罵声を浴びせたりもすると指摘。こうしたグループは、ファミレスや喫茶店で作られ、集まると、他愛もない話から「緊急会議」が始まる。そして、会話が次第に感情的、過激になって、親たちのモンスター軍団になると紹介している。親のモンスター化は、1990年の長期不況時代に芽生え、今になって爆発的に増えたともいう。

記事を読んだイギリスなどの読者は、日本のとんでもない話だと感じたのだろうか。ところが、タイムズ紙のサイトの記事コメント欄には、むしろ共感するような書き込みが多いのだ。

なぜか、アメリカそっくりとの声が次々に上がる
コメント欄ではなぜか、アメリカそっくりとの声が次々に上がった。「アメリカのひどいバージョンだね」「アメリカナイズと呼ぶよ」といった書き込みだ。

アメリカ人のダニーさんは、「僕の妻は中学2年生の担任だけど、彼女はいつも、うちの子に限って悪いことは絶対にしない、と信じきってる両親から嫌がらせされているよ。訴えられる前に保険に入ろうかって段階まできているよ」と書き込んだ。また、ニュージーランドのグレッグさんは、「これってアメリカの真似かい?僕は学校で働いているけど、こういう両親いるよ。脅しの手紙を振り回す親がね。絶対に、子供に何がいいかを提供するプロを信頼しないんだ」と明かした。

一方、白雪姫のエピソードに首をひねるアメリカ人もいた。サラさんは、「この両親たちは子供たちに役を勝ち取るということを押し付けているわ。そして常識を破ることも。誰かが傷つくから誰も敗者は作らないなんて、まるで共産主義的な考え方ね」と漏らした。

記事には、関心が強いのか、110件ほどのコメントが来ている。

ジャーナリストの多賀幹子さんは、早くからモンスター親に悩まされた英米両国だからこそ、こうした記事やコメント数になったとみる。

「一番早く現象が現れたイギリスでは、親が先生に暴力を振るう『フーリガンアレント』まで問題になりました。これに対し、日本人は礼儀正しい、頭がいいと思っていたイギリス人は多かったと思います。そんな日本で、暴力まではいかなくても同じような現象が起きていると知り、イメージと違うと驚いて記事にしたのではないでしょうか」
アメリカでも、モンスター親は問題になっており、コメントの多さについて、「訴訟社会の悪い影響を受けていると思ったのでしょう」と多賀さん。アメリカでは、子どもから離れられない過保護な「ヘリコプターペアレント」の言葉まで定着しているという。

他方で、共産主義的などと違和感を漏らす人がいたことについては、

「白雪姫のエピソードの場合、アメリカなら『オーディションをきちんとやれ』というクレームになったのでは。最初からわが子をヒロインにしろという日本の親に、文化的な違いを感じたのでしょう」
と話している。

 秋葉の事件もBBCがまともな記事をアップしていたようだしな。一応欧米は民主主義という題目をそれなりに尊重しているせいか、民衆の声には注意深く耳を傾けているようではある。たぶん派遣制度が改悪される時にはデモの一つぐらいは起こるだろう。フランスがそうだったしな。法人税減税のための消費税アップとか、年金の不祥事が取りざたされると向こうではスグ議員の馘が飛ぶだろう。
 なんつーか、自民党政治屋はよく無能力で議員をやっていられるなぁと思われているに違いない。欧米はともかく国民のほうを向かないとスグに政権交代だし、あの共産党独裁といわれる中国ですら、国内の紛争・外交・経済・内政など、そもそも日本と規模が違う上に、ちょっと間違えればスグ暴動につながるわけで、間違うことの出来ない懸案事項が日本の二桁ほど違うというのはよく言われることである。ネトウヨがバカにする韓国・北朝鮮だって、韓国に至っては閣僚が全員辞表を突きつけるほど政治には敏感だし、北朝鮮もあれだけ国民を苦しめながらも、国外にその不満を漏れさせない上に、アメリカという大国から譲歩まで引き出している。衆参自民党全議員が束になっても金正日1人に勝てないんじゃなかろうか。いや、実際公明まで加えても負けているし。金というか援助分捕られているじゃん。
 で、それを支持しているのがボケ老人というのが悲しい現実である。某巨大掲示板ではオぴみオンあたりが信憑性が高いと評判で、それが事実かどうかは自分は疑っているんだけど、それでも60代以上は20%近い支持率だ。土建屋や財界が支持するのは理解できるにしろ、あれだけ年金をネコババされておいてこの支持率は驚くばかりである。よく訪問販売で、一人暮らしの老人が、セールスマンが相手してくれたからと羽毛布団などを何百万しても、騙されていることがわかっていて購入するらしいのだが、自民党は相手すらしていないのにボケ老人が投票してくれるわけで笑いが止まらないだろう。
 そもそも独居老人が寂しい状態であるのは、自民党が労働力として若年者を親元から引き剥がして核家族化を推進したからだし、都市部にしか就職の場を作らず、地方の活性化をしないで分断化を継続してきたせいだ。その末、都市部の住人は今や残業続きで親どころか子供にすら手をかけられない状態である。これで家族が崩壊しないほうがオカシイ。しかも若年層はいまや自分ひとりしかカツカツ生きていけない給料しかもらえていないわけで、結婚はおろか、2世代住宅で親と一緒に住む資産も無ければ、介護する金も手間も時間も無い。
 いわば、ボケ老人は自分の面倒を見るべき孫層の生活を切り詰めさせることで、わずかばかりの年金を獲得するのはイイが、それすら自民党は反故にしかけているわけだ。しかも苦しい若年層が、自民党を支持して若者を苦しめているボケ老人をなんで面倒見ようという気になるのだろうか?。ボケ老人は、長い目で見るという事はおろか、目先のことにすら気付かず、自分達を介護するはずの若者を叩くということを(どうやら知らないで)やっているらしい。数日前に目にした、

今は「うば捨て山制度許さん」という声が大きいですが、

「国立うば捨て山を作ってくれ」という声が大勢になるのに20年はかからないように思う。

 というのが確実になるように思う。今、ボケ老人が自民党を支持したために酷い目にあっている就職氷河期世代が30代。10年後となれば彼らは40代、少なくとも20年たてば50代となり、社会の主流となれば、自分たちを追い詰めた団塊以上のボケ老人を切り捨てることに少しの躊躇もしないだろう。もし、解散総選挙が長引いたり、総選挙で自民党が生き長らえることがあれば、恨みつらみはさらに増幅するわけであり、団塊以上のボケ老人がなんの慈悲も無く晒し者同然に追い詰められる事は間違いない。まさに氷河期世代がそうされているわけだからなおさらに。