RD 潜脳調査室 第6話「ラブ・レター」

 頭に花とか、本*1だとか、今流行りなのか?。
 ミステリ仕立て。しっとりとしていながら、少しずつ話を積み上げていくのはなかなか。波留が言うように読み終わったら手紙を書かざるを得ないとまでいわれた本を読んだのに、ミナモがそういう気分になっていないのはどうなんだろ?。やっぱ感想文という縛りが自由に本を読むということを阻害していたのかね?。
 もう6話になってしまったが、なんかこの作品の狙いが今一分かりにくいわな。いろんな切り口があるのはいいことではあるんだけど、どうも視聴態度が散漫になってしまうような気が。とはいえ、メタルがネット社会を含む現代の各コミュニケーション要素を表すものならば、別にオムニバス形式のようにいろんな題材を取り上げるというのは不思議ではないんだが。ま、最初が大仰だったからねぇ。

*1:権力層による言論弾圧の流れ(つーか、現代の焚書だよね)に抗議する狙いはあると思うんだが。アニメも放映自体や記録媒体自体も規制対象にならざるを得ないだろうからな。作り手もいろいろ自主規制しているのに、権力側からあーだこーだ言われて活動を制限されるのはとてもやってられないだろう。