アタックNo.1 第21話 キャプテンの座

 他人を傷つけたことに責任を感じ、自分も同じ目に遭って反省しようとする…。
 某国某与党の政治屋にも見せてやりたい行動だわな。しかも作品中ではそれでも足りないとこき下ろされているわけで。しかし、敷地面積だけでも広い工場の、それもお嬢ちゃんってのも、やはり上流階級の物語だわな。
 まぁこの時代は貴種流離譚が当たり前であったわけで、日本人のお上根性とも関連が深いわけだが、上は上で面倒見が良く、それに応える形で下も服従するってのはある意味相互相補的ではあったんだよな。現代に至って、上が下に押し付けるばっかりで、上は責任を果たすどころかうまい汁を吸い放題ってのがおかしいといえばおかしいんだと思うんだが、それでも自民党に投票する爺婆はおかしいとすら思っていないんだろうな。姥捨て山法案を実際に体験するまでは。
 さて、これで成長したと思われるこずえだが、まだ一段の下げがあるらしい。