アタックNo.1 第15話 勝利のあとに

 物価が上がるのは卓球部や体操部の練習時間が短くなるのは仕方がない。
 なんか、40年の時を飛び越えて再現される、成果主義の恐怖。しかも富士見学園中の成果は確かに実力なんだが、自民党の言う成果は労働者から泥棒した分を利益にするというごまかし。この作品の体操部や卓球部はまだ文句を言う場面が与えられているが、現代の労働者にはその場が与えられていないよな。新聞部がバレー部の増長をあげつらうことはするけど、現代のマスコミは自民党に機密費を渡されて労働者を叩く叩く。厳しい労働の実態をドキュメンタリーで放送してお茶を濁しているつもりなんだろうかね。
 みどりがまた調子に乗っているわな。この作品のおもろいところは、キャラをあんまり使い捨てにしないこと。昔のアニメだから、そんなに枚数使っていないんだけど、動きの無い場面でも視聴者に考えさせる余裕を与えているわけで退屈しない。今時の子だと、間延びしたように感じちゃうのかね?。