今朝の6:43、ビジネス展望で水谷研治氏が

 いざなぎ越え景気と言ったって、その景気で日本は1割ほどの経済成長しかしていないらしいと言っていた。ちなみに他の国は同じ時間で倍になっているということだ。しかも、10年前と比べて経済レヴェルはやっと同じぐらいということだった。そう、政府が景気がいいと言っていたのはウソとはっきり言っているようなもんだ。
 国民総生産が増加していたって、外資に利益を持っていかれちゃっているわけだから、実際には国富は減少しているのであり、何を持って時価と見るのか、そもそもそういう基準を持ち出すことに意味なんてないような気はするが、時価総額は減っているわけで、物価が上昇して日本円が実質切り下げられているという現在、景気は後退し続けていたと思われる。そういう意味では政権交代以降、急激な後退局面に入っているわけであり、やはり「福田恐慌」と呼ぶのにますますふさわしくなっていると思われる。