あぁ、また報告云々で挙げ足とりかよ。

 防衛相への一報1時間半後、首相には2時間後・イージス艦衝突

 イージス艦「あたご」と漁船の衝突事故を受けて、政府は19日午前5時55分、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、情報収集を急いだ。石破茂防衛相に第一報が入ったのは事故から約1時間半後で、福田康夫首相への連絡は約2時間後となった。

 これに関連して、首相は同日昼、首相官邸で記者団に、自らへの第一報が午前6時ごろだったとしたうえで「人身事故の可能性があるならばすぐに大臣に連絡が行かなければいけない。遅いんじゃないかと思う」と指摘。石破氏も閣議後の記者会見で「第一報はもっと早く大臣に入るべきだ。危機管理の上からも、もっと短縮できるはずだ」と語った。(13:58)

 社説2 「なだしお」の反省はどこへ(2/20)

(前略) 今回の事故では、別の側面で心配なことがある。情報伝達の遅さだ。海上保安庁へ通報するまで16分を要したし、石破茂防衛相に一報が届いたのは事故から実に1時間半たってだった。有事の際に、こんな情報の伝え方では命取りになる。

 「もっと短縮できるはず」(防衛相)というレベルではなく、防衛省は緊急情報が瞬時に伝わる組織でなければならない。情報伝達の遅れは、担当者のミスなのか、伝達のシステム自体に問題があるのか、早急に調べ改善してもらいたい。

 まぁあんまり自衛隊を擁護するつもりもないんだけど、なんつーか、人より有利な情報を早く欲しいと各方面からやかましすぎる。事故発生から16分が遅いと言っているが、どうなんだ?。現場での再確認と状況把握、救助に必要な指示とかをやってたら、5分10分なんてすぐ過ぎてしまうぞ。16分なら順当じゃねぇの?。それとも人命救助に必要な処置を後回しにして、おざなりな現状把握で信頼性の低い情報をいち早く伝えたほうが良かったとでも言うのか?。
 防衛大臣に一報が届くまで90分かゝったのもなじっているが、普通現場→戦隊本部→司令部という順路を取るだろうから、午前4時という時間帯で、該当最高責任者を起こしてその判断を仰いでいたらそれぐらいかゝるのは自然なんでねぇの?。石破から福田に30分もかゝっているんだからさぁ。
 まぁそりゃ核ボタンが押されてから2時間後に総理大臣に一報が届く体制だったら、日本は滅んでしまうんで早めの連絡体制が必要だろうとは思う(まぁその場合さすがに防空監視体制が24時間とられているだろうし、ショートカットして上層部に届くシステムになっているだろう)し、行方不明の二人を仕方が無いと済ませるつもりも無いんだけどさ。自民党の人気取りの為に、とりあえず一番叩きやすい現場を叩いてみました…って偽善者ヅラを石破や福田がしているのも、すげぇ悪どいと思うよ。