だから、アマランタなんだ。
灯里が案内するところを、逆に客に案内してもらうお話。っつーか、アリシアも知らなかった場所に案内するってどんな客なのよというツッコみは置いといて。客の思い上がりと取れなくもないんだが、こういうのが本来のタニマチなんだろうなと。その土地の文化を尊重し、愛着を寄せてくれるって理想的な客だよな。モンPとは大違いということで。アレか、無事着陸すると拍手が湧き起こるというアエロフロートみたいなもんか？、いや違いますって…。社会全体で新人を育てるって、どう考えても現代は逆に若者を育てもせず、せっせと使い捨てにするっていう風潮であるということに対してのアンチテーゼだよな。
終わってみたらあまりに出来すぎで、な〜んだという感じではあるが、藍華・アリスの調査官だのイヤな客だのというほのめかしが、いいミスリードになっていて、最後まで緊張感を保って視聴できた。こういうのに弱いんだよね。
