藤原直哉のインターネット放送局

 藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2007年11月3日 自民・民主大連立構想: 藤原直哉のインターネット放送局
 ざっと聞いてみたんだが、藤原直哉の口調が今までとがらっと変わってました。なんか追い詰められているっぽい。しきりに福田を擁護していて怪しい。森・子鼠・安倍あたりの売国奴の犯罪を明らかにしたら、外患誘致に匹敵する事例が2桁では足りないだろうから、自民党と関係していた人物は、犯罪を本当に追及したら髪の毛も残らないほど吹っ飛ぶぐらいなので、そこらへん連座が怖いんだと思う。
 自民党が政権を担う必要性はもう寸分も残っていなくて、民主党にしがみついて何とか糾弾されることだけは避けたいというのがホンネだろう。福田自民党支持の彼が「福田はアメポチをやめると言っている」というぐらいだから、それこそ今までの自民党政権がいかに国民の資産をアメリカに売り渡してきたかというのがわかりそうなもんだ。命あったら儲けものぐらいなところを、この連立で権力にしがみつく姿を見せてしまったわけで、これは事情を良く知っている人からすると激怒ものだろう。いうなれば殺人者が遺族を犯罪者扱いしていて、謝罪も一切ないし、補償をする気もさらさらないまゝ、いまさら遺族側に擦り寄っているわけで、こういうのを許してはいけない。まだ謝罪すれば命ぐらいは…みたいなモノがあったと思うんだが、これは見苦しい。
 日本が給油活動を止めた途端パキが非常事態宣言を出してしまったわけで、アメリカがイスラム系のパキを宥めるために日本の給油活動を利用して、石油の横流しによる利益供与をしていたわけで、これはお笑い種というしかない。上にも書いたが、9・11テロはサウジ系の親米勢力による犯罪行為であって、イラクアフガニスタンは何の関係もないことがはっきりしたわけだ。とんだとばっちりだ。トルコもイラク侵略を計画しているようだし、これは藤原直哉あたりでなくとも硝煙くさいにおいはプンプンする。
 また的外れなことも言ってたねぇ。生産者視点というヤツ。中小企業も含めればこれはおかしい。あくまで大企業の経営層という特権階級向けの政策が行われてきたわけで、大企業の技術者ですらそいつらの肥やしに過ぎないわけで、消費者の我儘を利用した特権階級によるそれ以外からの収奪構造と言わなければならない。トンデモないクレーマーの対応を企業のしがねぇ労働者はさせられていたわけで、そういう現場の苦労を一顧だにせず中抜きだけ考えてきた特権階級保護システムを自民党が我儘消費者を利用して構築してきたってだけだ。もちろん生産者も利用者のことを考慮して開発や生産も行わなければならないが、利用者も自分勝手な理屈ばかりをがなりたてるだけでなく、利用の際の知識習得や誠実な利用方法というのを考えねばならないと思う。
 しかし大連立支持が約25%、大連立不支持が約55%らしい。

 福田首相民主党の小沢代表の党首会談で「大連立構想」が持ち上がったことなどに関し、共同通信が5、6両日に緊急全国電世論調査を実施した結果、連立政権構想について、「望ましくない」が56・4%を占め、「望ましい」の25・8%を大きく上回った。民主党が連立提案を拒否したことに関して「受け入れなくてよかった」が55・9%と半数を超え、世論は連立構想に否定的なことが明らかになった。

 これは、「上位25%が全体の75%の富を独占し、下位75%が残りの25%の富を分け合っている」という格差問題にちょうど合う。民主党支持というより自民党拒否派は大連立なんて賛成しないだろうから、ここは自民党にくっついて何らかの富を得ている層上位25%が、自民党が転落してオイシイ思いが出来なくなることを嫌っての大連立支持だろう。それが上位層による25%という数字になっているんだと思う。
 まぁ民主党もグダグダしているんだが、民主党の中ではいろんな意見をもった人間がいて、それでも話し合いによって何らかの合意がなされているよ…というアナウンスにはなっている。自民党ははじめっから自民党の中での上位層の意見が上意下達で無理やり押し付けられている感が強い。郵政選挙からしてそうだったもんな。先の参議院選では公明党の組織票で辛くも当選した自民党議員もいるはずで、ここで公明党を切ってきたのも弱者切捨てそのもの。自分に実力がなくて助けてもらっているのに、その助けてくれたものに後ろ足で砂をかける自民党の姿がありありと。
 また読売も自民党というよりはCIAの出先機関であることがはっきりわかったのも収穫だ。朝日の捏造も大概だが、読売の風説の流布も酷い。金持ちの味方だとはおもっていたけど、日本国民の敵だとは思っていなかった。日本野球の米国化に少しは抵抗していたナベツネあたりも保守として少しは評価できると思っていたんだが、どうだろうね?。彼自身の談話が流れてこないんでなんとも言えないが。ナベツネが影響していようといまいと、読売は信用ならないといったことがわかっただけでも大きいわな。リコール問題で三菱叩きが激しいと思っていたら、実は実態としてトヨタのほうが酷かった…と同じように、朝日は叩かれやすいだけで、実は読売の売国が酷かったというわけだ。今更になって読売の極悪な新聞勧誘が某巨大掲示板に流れていて笑える。
 その某巨大掲示板であるが、自民党工作員がかなり少なくなっているようである。あれだけ叩きやすかった教育関係でも日教組叩きが少なくなっている。沈没船から鼠が逃げ出すように、某巨大掲示板からも自民党工作員が逃げ出しているんかな?。ヤラセTMでもはっきりしているんだが、ここで自民党に有利な書き込みをしていたということがあとからばれたら風説の流布で処罰されかねないもんな。麻生あたりが元締めなんかね?。彼は連立はマズいと言っていたが、そこらへんの嗅覚はありそう。大連立の話が表に出た時点で自分の身が危ないと思ったんだろうね。
 いや、ホント、民主党に実力があるとも思えないんだけど、まず自民党だけはありえないだろうな。戦後60年もの間の占領体制の清算がここでできるといいんですけどね。太平洋戦争開戦の責任問題から考えるとすると、これは大変なことになるかもしれません。