スカイガールズ 第16話「寄港」

 七恵のこのエピソードは壮大な死亡フラグ?。
 もちろん今回の主役は七恵なんだけど、エリーゼが結構美味しいところを持っていってるよな。お代わりがあるはずの肉じゃがを横取りされるとか、妙に察しがいいとか、ちゃんとスカイガールズのマスコットキャラとして機能しているのが素晴らしい。
 しかし今回は男女逆転すると太平洋戦争時によくあったエピソードではある*1んだよな。もちろん軍に対する批判なんて除かれた上で。っつーか、軍隊は貧しい農村家庭にとっては有力な就職先ではあったんだよな。島の食料が少ないとか言っていたが、地元にとっては大口の取引先ではあるわけで、なにがなんでも悪いって話だけじゃないわけで。そこらへん事情がまだわかってないと思われる中坊に語らせるってのは無理はない。まぁむしろ中坊に見直させるという構成だろうし。
 ビッグバイパーのオプションが装備ってどうなんだろ?。しかしあれだけキャラクターに注力していたnamcoが今んトコパッとしないように見えるのに、物語性については軽めの態度だったコナミの最近の勢いはどうなんでしょ?。まぁ確かにnamcoのほうがオタク臭がする企業といわれればそうですが。ゲームクリエーターとしてはnamcoのほうが好きだっただけにちょっと微妙な感じはする。だからコナミがダメってこともなくて、いや初代グラディウスにはトコトン楽しませていただきましたが。
 いくら勢いがあるとは言ってもコナミの職場環境は劣悪という噂もチラホラ耳にするのではありますが、冬后言うところの働きすぎに注意ってことで。

*1:というか、戦後数々作られた戦中の悲恋物語として