で、陰マモ9・10も読了なんだが。

 いやぁ、早い早い。ほんとすらすら読めてしまいました。ゆうな以外のサブヒロインたちの中では、どうも技能的に劣る愛里だったのだが、10巻ではそうきましたかと。最終巻に向かって彼女の立ち位置をどうやって他の3人と同じにするのか、彼女の感情の吐露も読めてようやくほぼ同じスタートラインに立ちましたか…といった感じ。
 まぁ男のドリーム全開の設定ではあるんだが、やっぱどのヒロインもマモルのことを決してイケメンであるとか、有能な忍者だとかが決定的な要因で好いているわけじゃないというのがね。だれも気味悪がって触れてこない部分に入り込んできて、めんどくさそうにしながらもなんだかんだ言ってつきあってくれるマモルのあり方ってのがヒロインたちのツボにきているってのがね。まぁ現実にはないことだろうが。
 まぁ最終巻はまたマモルに最終決断を迫るような危機が提示されるものの、やっぱりこの平和な均衡は以降も続くって感じで終わるんだろうが、そうなるとダラダラしてても続刊して欲しいなんて思ってしまう自分がいる。まぁ結局マモルは誰も選ばず(というか選べず)、「俺たちの戦いはまだはじまったばかりだ」的な展開ですかね?。