巡もよくわからん。
永澄がハーレム状態なのにカワイコちゃんのアタックをなぜか逸らせてしまうお話。うーん、委員長と永澄とにスポットライトを浴びせていたわりには散漫なオハナシだった。ドタバタの一つ一つは笑えるんだけど、フォーマットにのっとってエピソードを並べてみました感がして、どうにも気になった。
いつもなら光の当たらない地味な娘にもいつか王子様が…とか普段下支えの仕事しかしないサラリーマンへの応援歌か？みたいなモンを感じてもいいんだけど、どうにもギャグ先行と感じてしまった。報われないなら報われないなりに徹底的にオとすとかということもない中途半端さはこの場合はあんまり感心しないかな。なんで脇役のまゝにしとかないんだよ…みたいな。後々への伏線にでもなっているなら別なんですが。
まぁ水増し感は否めないものの、ごった煮を楽しむのが正しい視聴方法だろうから、無粋だとは思うんですけどね。それっぽいと思わせて実は初めっから巡も委員長も噛ませ犬ってのはどうにもね。ヒロインは人魚たちだけでも回せちゃうんだから、キャラの無駄使いというかやっぱいらないというか。もうちょっと巡も委員長も魅力的にしてしまってバトルロワイヤルのほうがいいんだろうけど、それはそれでブれちゃうし。まぁアニメスタッフに言うべきことでもないんですが…。
