ゼロの使い魔 双月の騎士 第2話「風と水の誓い」

 零式って素人が直せるもんなんだろうか?。補修部品とかどうやってんだろうね。
 なんかいきなり盛り上がってますねぇ。今回のポイントは王家の魔法vs.臣下の魔法+守護騎士って構図ですかね。王家は国家を切り盛りする以上大鉈をふるう権力が認められていると思うんだが、じゃぁ王家が間違っていた時にどうやってそれを糺すシステムが必要になってくるか…ってトコでしょう。この世界は貴族がみだりに自分の私欲のために濫用しないという誇りがあるからこその魔法だと思うんだが、危機のときの管理システムなんでしょうかね。
 まぁ臣下が間違っていた時に王としてそれ以下の力しか持たされ得ないのであったら返り討ちにあうだけなんで、強大な力を持っているということなんでしょう。で、王が間違っていた時には普段持たされていない力が必要になるわけであって、それが緊急時に詠唱呪文が現れてくるってのはなかなかにしてよくできていた。どうも虚無の魔法ってのは緊急時に必要になるもんらしいのかな?。平常時には必要の無いものだから誰もが知らないという状態で、その発動の鍵に使い魔として全く他の世界から呼び出す(この場合は才人)ってのもご都合主義といわれればそうなんだろうけど、虚無の魔法を濫用されない工夫としてもよくできている。ま、この世界が乱れてくるってのは予定としてあったんだろうね。
 ふぅ、まさか連続してこの作品の感想を書くとは思わなかったよ。前期は後半人間関係の馴れ合いが多かったんで、いやそれはそれで悪くは無かったんだが、ある程度社会に切り込む視点がありゃ二度美味しいっていうか。どうも次回あたりから新キャラ登場でドタバタの日常が戻ってきそうなんですが。