冒頭からの｢我々もまた使い捨て要員｣に泣。
あとはアメリカとベネズエラとインドだけなのか。しかしブッシュ似の大統領に、クリント・イーストウッドとアーノルド・シュワルツネッガーを欠けあわせたようなパイロットですか。わかりやすいですけどね。ハリウッド映画に見られる通り、家族愛を尊重するかのようなパイロット構成。そりゃアメリカ人も熱狂するわな。
まぁ日本の情報がアメリカに筒抜けで、逆にアメリカの情報が全然現場に流れてこないのは日本の伝統芸なので苦笑いをしてすますとして、どうにもドイツっぽが初めから雑魚扱いでしたな。まぁWWⅠもWWⅡもヨーロッパ同士で潰し合いをした後にアメリカがいいトコ取りしてったのは、これまた近代戦の伝統芸でもあるので、ここはなるほどと思いながら視聴するのが正しいのだろう。
しかし、プラズマから物質を構成することができ、またそのプラズマの発生源である雷も引き寄せることができるんなら、とりあえず最強ですわな。無から有を生じている*1わけで。原子力以来のエネルギー⇔物質変換の革命が！。でもこうなると物量で劣る日本が負けるのはあまりにもあたりまえでつまらんし、かといって日本が勝ったりするといかにもウソくせぇってことになるので、どうにも萎えてしまいましたよ。やっぱここも伝統的な物語手法｢大男、総身に知恵がまわりかね｣ってとこですかね？。
やっぱ人物描写は秀逸だねぇ。ロボットモノにありがちな絶叫があまりないので、落ち着いて視聴できますよ。
*1:正しくはエネルギーから物質を作る
