地球へ… 第13話「星に潜むもの」

 そりゃ出世がかゝっているもんな、簡単に読ませはせんでしょう。
 つーわけで、キースが人間性取り戻す獲得する物語になっていくんでしょうか?。いわゆる思いやりだの人間性だのを持ち合わせていても、人間どんな酷いこともできるっていうのはアウシュビッツで証明されているわけで。家に帰ればよき夫であり父でもある彼らが、職務となれば人間を簡単に殺し、焼却炉でまるでモノのようにどんどん燃やしてたってのは周知の事実であって…。まぁ自分に不利なことが明らかになりそうであれば大臣まで殺しちゃう自民党の例を間近で見ているだけに空恐ろしい。自分で手を下さなくても生活苦にして追い詰めて自殺を多発させることも、いとも簡単にやっちゃうわけでして…。
 まぁ理想は理想でもバカにすることも無いんだよね。高い理想を掲げて少しずつ近づいていくのも、低い理想を掲げて達成させ、理想を積み上げていくのも、どちらも同じ到達点に届くのであれば一緒だともいえる。ただ、人を犠牲にして我欲を満足させるだけの自民党のような理想を理想と言われても困るわな。まぁそこらへんジョミーの悲しみと他人を見殺しにする管理局あたりの対比で表されているとは思うが。