ヒロイック・エイジ 第3話「英雄の種族」

 やっぱりというか、まだまだよくわからんです。
 英雄の種族は他の種族に均等に宿ったわけではないのかな?。銀の種族に従属する形で青銅の種族がいるというのもよくわからん。青銅の種族は虫のような外観ながら、銀の種族は人間に酷似しているのは単に分かりやすさのためなのか?。ギリシャ神話が元になっているらしいが、別にスタッフは神話の翻案をしたいわけでもないだろう。いや、したいのか?。
 姫さまに憧れる青年のみごとな負け犬っぷりもさることながら、天然と大人とが無難な会話をしているのも微笑ましい。しかし言いたいことによってはSFでなくていいんでねぇの?ということになりはしないか。
 しかし今時ワープですか。便利なのはわかるけど、要するにコタツの上のみかんをとるのに、手を伸ばすのではなく、こたつを引き寄せるようなもんだろ?。たしか空間を曲げるって話だったと思うけど。おなじエネルギーを使うのなら質量の小さいほうに集中させたほうが効率的だと思うんだがな。考証も稚拙で物語も安っぽかった奏光のストレインのほうがまだ真剣にSFしてたような気がするんだが。