のだめカンタービレ 第1話「Lesson 1」

 肯定であります。
 いや、ハマりました。フォントを見たときに実写ライクか?とか思ったんですが(輪郭線のボカシがまた紛らわしいんだこれが)書店で表紙を見たイメージそっくり。ちなみに原作は未読。ドラマも未チェック。
 2台のピアノうんたらのときからのテンポ感がさすが音楽モノだけあって軽快。クリエイティブな作業に必要な集中をまずさせてから、相手を知り臨機応変に対応、同期を取りながら、本番では相手にリラックスをさせるなど、一連の流れがちゃんと構成されております。まぁ劇中の演奏がどう素晴らしいのかようわからんですが、間違える場面では笑えたのでオッケー。
 まぁ普通はラノベor漫画→アニメ→実写ドラマという流れが、何の因果かドラマからの先祖がえり。普通アニメはドラマの前哨戦ってとこなんでしょうけど、ドラマでこぼした種を拾うというよりは、アニメ層の取り込みといった意気込みが感じられる。楽譜の描きこみなんて普通やらんだろうというレベルのように感じた。つかみはOKだが、このまゝ泣きあり笑いありの巨編になるかどうか。