Pumpkin Scissors 第14話「焔、いまだ消えず」

 脳みそを食うと、痛みがほんのすこ〜し和らぐのさ@バタリアンを思い出した。
 アリス少尉もこころなしかすこ〜し萌えキャラ化しているような気がした。頭が悪いのはあいかわらずだが。しかし国営農場とはなんだかなぁですよ。そうやすやすと準備できるもんでもないし、移動するならもっと早くに告知しなくちゃな。単純に喜んでいる人が多かったけど、必ずしもいいところとも限らないと思うんだがなぁ。
 水道局員がチンピラで、結局使い捨てられていく様子は現代の若者を使い捨てにしようとしているのに通じるし、局長が武器をふんだんにもっているというのも、日本敗戦の折、金にまかせて軍の資材物資を横流ししてもらって好き勝手していたのがいたことに通じる。話の進め方が荒っぽかったのはちょっと難だったが、なにやら伝えたいことは伝わった気がする。
 火炎放射器の残虐さは、火炎の派手さではなく、あらかじめ燃料に混ぜてあったゴムが火炎の熱で融けて敵に貼りつき、いくら振り払っても火が消えず身体が燃え上がることなんだわ。第二次大戦とかのフィルムを見ると噴き出している炎のあちこちから火のついたゴムがしたたり落ちる様子が見えていたりして、アニメではそこまで描写されてなかったものの、火が身体にへばりつく様子が見事に表されて息を呑んだ。