ちょこッとSister 第8話まで

 これも擬似ヨメ物語か。
 ちょこが初めて服を買いにデパートに寄ったときの喫茶店のマガジンラックの本、風呂屋の息子が読んでいた本の表紙のアナクロさ、管理人さんの部屋のテレビのスタイルを見ると、どうも人情話の部分は昭和二〜三〇年代ぐらいのものだと思う。ここに来てリビドー満載の内容にはなっているが、泣かせの人情話、ヨメであるちょこ、慕う管理人さん、主人公を取り巻くネコ達の物語、リビドーなどがない交ぜになっていて構成力の高さが窺える。原作もそうなんだろうか。子供の成長に必要な文言だけでなく、お兄ちゃんは裸エプロンが好きという情報が書かれてあるあのあんちょこは誰がどういう意図で作ったのかとても気になる。
 一気見をするのはもったいないので、この作品については今日はここまで。