Pumpkin Scissors 第1話 不可視の9番

 感想サイトさんを見回ってみて、どうやらかなり人気の模様。原作は直近の月マガのエピソードのみ読んでます。もういちど喫茶店に行って漫画の冒頭にあった設定紹介を読み直してみるかな。第一次大戦か第二次大戦後のドイツが下敷きなんだろうな。なんかキューベルワーゲンみたいなものが出てきたのでWWⅡのほうだろうか。没落貴族の吶喊少尉が士官学校に志願とかあまりにも帝国の誇りうんたらと言っているからWWⅠのような気もするが。まぁそこらへんは作品のテーマにはあんまり関係ないからおいといていいだろう。
 OPの歌詞中、ドイツ語っぽい台詞はゲシュペンストイェーガーって言ってるんだろうか?。陸情一課の課長がクランクハイトイェーガーと言っているのに、陸情三課の課長がインビジブルナインって言っているのはどうなんだ?。ま、ここらへんも独英どちらでも都合の良いほうを使ってくれても構わないんですが。階級が下のものが将校に対してあまり敬意を払っていないというのは、いかにも敗戦国らしくてよろしい。いろいろ背景についてだらだら述べていたいのですが、内容について触れておきましょう。
 やっぱりポイントを押さえなきゃならないと思うんですが、ここは吶喊少尉のキレイ事が伍長の胸に響くってとこでしょうかね。まぁ復興にとって本当になくてはならないのは後ろ向きのこころを無くすこと*1なので、ここで大げさな演出とともにクローズアップされていることはなかなかであった。あとは伍長だけでなく、ヴォルマルフ中尉も設定前提上、捨て駒キャラにされており、憎まれるべき悪役ではないというところですかね。村を見捨てなかったという台詞が印象的。
 第一話だからクォリティが高いのはしばらく様子見ですかね。吶喊少尉@伊藤静はなかなか役に嵌ってました。やっぱ通る声ってのはポイント高いな。確かに自分が知っている女性声優のなかで他に適役な人を知らない。
 どうだろう?。だいぶわかりやすそうな話だし、特に物語上まずい展開はなさそうなので実は感想を書くまでもないかなと思わないでもない。多分吶喊少尉の上滑りな部分と伍長の下支えが基本ながらも、今回見られたような逆転現象を見せてくれるんだろうなとも思う。基本は感想全書きのつもりですが、周辺をほっつくことになるかもしれません。ではエントリーを変えまして。

*1:前向きな心ではないところに注意