コヨーテ ラグタイムショー 第11話「薄らぐ記憶」

 ヲマエら、本当に金はどうでもいいんだな、というかもうちょっと執着を示せよ!。
 まぁ本当にお宝が紙媒体だったことにも驚くのだが、中にあったのはお父さんの親バカビデオアルバムというのにもびっくらこいた。そして中に入るのにあんなに苦労*1したはずなのに、外から操作して難なくせりあがる舞台。もう笑うしか。
 最後まで隠されていたし、12姉妹なんて大層なものまで用意してスポットライトを浴びているわけだから、マルチアーノとミスターの因縁にすごく興味が惹かれるんだけど、大丈夫だろうな?。まさか痴話げんかレベルのもんではないよな?。視聴者には残虐さをあからさまに見せ付けておきながら、どことなく陰のある風のマルチアーノが単なる小悪党ってことはないよな?。
 どうにも尺が足りないと思ってしまいます。ならばアンジェリカエピソードはばっさり切ったほうがよかったのでは?。たしかにミスター登場までは存在感を増幅するいい役割を果たしていたとは思うのですが、前回の思わせぶりな態度からミスターと深い関連があるのか?と思ってしまったじゃないですか。またギガバンクスのエピソードも無理して仕立てる必要はなかったのでは?。別にブルースの秘密基地でもいいじゃないですか。どうしてもギガバンクスのギミックを入れたいのだったら、他のエピソードを削ってもっと練りこむ必要があるんじゃ?。まぁ金を引っ張ってくる関係で時間の余裕がなかったんじゃないかとは思いますが。花道や大道具がちゃちいからといって、本作のテーマであろう絆とかそんなのが上手く描けていればそれでいいのではありますが。もちろん、次回でやっぱりアンジェリカやギガバンクスの必要性がうまく織り込まれているのであればなおさらいいのではありますが。
 先週も思ったのですが、助手席に近づいたアンジェリカを確認して叫ぶミスターは暑苦しいと感じた。

*1:もしかしてブルースが盗み出す前の腹の出た総頭取もアレをこなすのか?。