作画が崩れない水着回なのに、この鬱々とした展開。
恥ずかしい、これは恥ずかしい。まぁ勇治も香月をかなり意識しているんだという設定なんだろうけど、ホントあれだけ妹のことが気遣えるのに自分のことになると悶々として自分をコントロールできていないってのはちょっとわかるような半分ってとこですかね。なんか話の都合で勇治に負い目を作ってみました、それだけじゃ話を転がせないから香月にもつっこみどころを作ってみましたという感じがしないでもない。もちろん意識しあう若い男女なんてあんなもんだよというのにも納得はいきますが。題材自体が王道なだけに結果もそうなんだろうなと思いつつ、次回予告は今回のことはどこ吹く風だったので、スタッフの工夫どころはどこかに気をつけながら視聴してみたい。
堀部秀郎下敷きを購入したときの付録雑誌を読んでしまったせいか、初音の気持ちがわかっている*1だけにサプライズはなかったのだが、彼女が香月を呼び出したときの描写に不自然なつながり方*2があった。DVDを買えばそのカットが見られるんだろうな。サーヴィスカット？。…見返したら波打ち際のシーンで香月が説明をしているという意味があった。言い訳をするのは見苦しいが閑話休題的な使い方にしてはやっぱり唐突のような気がした。やっぱあそこは初音がキれる場面じゃないかと勘ぐってしまう。
後番が詰まっているから全13話かな。原作が溜まって人気も出たら続編を作るって感じかねぇ。クォリティーは高いので楽しみにしたいところではあるが、正直こんな行間を読むような視聴態度だと他のラブコメと似たような目新しさが感じられない展開を重箱の隅をつつくことになってしまい、しんどいだろう。もっと頭を空っぽにして勇治になりきって振り回されるのが気楽でいいと思う。それこそ「涼風」の大和くんのようにとことんバカなほうが後腐れなくていいんだろうな、今考えてみると。この分だと仲違いとふれあいの繰り返しになるだろうし、今クールで決着なんてつかないだろうからますます気楽に視聴するべきなんだろう。
芹沢美宇＠伊藤静の声に張りがありすぎてちと違和感を感じたのだが、別録りかな。キャラクターがハキハキしているのでもちろん演技自体はあっていて魅力的な女の子になっていましたよ。私の中では今回初音さんを差し置いてセクスィー度ナンバーワン。
