涼宮ハルヒの憂鬱 第4話「涼宮ハルヒの退屈」

 ははぁなるほど、後のほうに回したいエピソードがあるから順序を入れ替えたんですか。そして野球のエピソードを納得させるために長門の正体は前話で明らかにしておかなくてはということだったわけですな。
 みくるのバットを持つ手が逆(右手が上にないといけないが反対だった)という芝居の細かさには気がついたんだけど、あとはあまり気にせず視聴。世界が安くなったとは物語の世界観をほのめかすいい伏線なんだが、そうでなくてもいまどきの若者の世界の範囲が狭まっている*1ということを髣髴とさせて感心。

*1:なんかで読んだのだが、問題行動を起こした若者がどうも他人に迷惑をかけていないと言い張った事例から、いまどきの若者はごく身近な友人関係しか自分の世界の範囲として捉えていないのではないか?ということらしい。自分を生かしてくれている人間達を他人扱いすらしていない、あたかも背景としてしか捉えていないと主張しておりました。そのときはなるほどと思ったものの、その場限りの言い逃れじゃないの?という可能性も十分ある。