涼宮ハルヒの憂鬱 第3話「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅱ」

 「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」。の宇宙人が明らかになるの巻。
 うーん、原作はもっとメタな感じがしたのだが。というよりメタ色の少ないアニメのほうがわかりやすくていいと思ってしまった私に乾杯。コンピュータ部員が某巨大掲示板のスレッド一覧を表示しているところとか芸が細かすぎ。前回は作画の書き込みが無駄と思ったんだけど、今回は無駄がないように感じた。というよりこれは金がかかった作品ですなぁ。
 もうほとんど原作を思い出せないんだけど、みくるの描写もかなり小悪魔的で肩透かしを食ったような感じ。まぁみくるの正体はまだ覚えておりましたが、原作では(正体を明かすまでは)もっと振り回されていたようなイメージがありましたので。なんというか大人しめのみくるが嫌なことをされ続けていてもSOS団をやめないのは、なんだかんだいって彼女も楽しんでいるんだろう?と思わせるつくりがなかなかよろしい。
 ルックス的には太眉の朝倉涼子がお気に入りなんだけど、こうなんていったらいいのか本質をわかって物を言っているのかこの優等生は?と思えるところや、でもなんだか気があるようでなさそうで、やさしいんだか距離をとっているんだかわからない微妙な感じがもどかしい。嗚呼、これは萌えとは違うよね?。