ローゼンメイデン・トロイメント 第12話「少女」

 第一回目の視聴直後なので、とりあえずぱっと見の感想を。ネタバレも極力避けたいのですが、上手く書けるかどうか?。
 結論を言うと、私の予想していた過度の競争社会の否定ってラインはいいのかな?。CMの入るタイミングで大笑いっていうか、スタッフの気合の入り方っていうか…ははぁなるほどという感じがが強かったですなぁ。今回の描写で私の思い違いであったことがいくつか判明したのですが、それはともかくメルとラピスのローザミスティカのそれぞれの行き着く先で目が見開かれましたよ。メルの言葉の真の(裏の)意味はそれで確定されたっていうか。あとはジュンの言葉にルビンが突き動かされるところはハラハラしながら見てました。これほど2つのうちのどっちか、つまり次の展開が待ち遠しい瞬間はなかったですよ。正直見ているそのときには目が釘付けで、結末(ではありませんが)であぁやっぱりなと。正直反対のキレイ事を望んでいたのにやっぱりそうするかと。
 ツッコミどころもあって、なぜクリスはアリスゲームに参加できたのか?という点は激しく残ります。他のサイトさんで目にしたのですが、クリスは原作とは眼帯の位置が違っているようで、アニメ版は“トロイメント”の名のとおり、原作とは別物というスタッフの主張なのかもしれません。まぁ原作が終わっていないので無理も無い話ではありますが。
 ラピスとベーレの結末は???です。まず理由がわからない。というより、第3期の話の土台作りなんじゃないかと思ってみたり。理由探しから始まるのかもしれないし、理由が説明されて、努力から始まるのかもしれませんし。この結末だと第3期は間違いなくヤりそうです。