魔法少女リリカルなのはA's 第7話「壊れた過去と現実となの」

 どうなんだろう?。ちょっと仕事で行き詰まりというかどうしようもない感が強まっているので、私自身の精神状態もよくないとは思うんですが、あまり感心できる回ではないと感じてしまいました。
 まず日常描写のところからが良くわからない。小学生が携帯端末の話題で盛り上がるのですが、そんなに必要なことなのか。直後のエイミィの家事の場面も本当に描写してしまうのか心配になるくらい。別に余分な描写があっても悪くはないんですけど、この描写が無駄にならない場面が後であったりするんでしょうか?。単純に見て楽しい描写とも思えませんし。私の読み込みが足りないだけなのかもしれませんが。
 本当なら無印なのはの言及で触れるつもりだったのですが、そもそもなのはにせよ、友達のアリサ・すずかも金持ちの子女という設定が今一よくわからない。あえて貧乏人にする必要もないんですけど、普通に描けないかなぁ。もちろん原作を背負っているんでしょうから、アニメ版の製作者を非難するつもりもないんですが。これはおとぎ話なんですよという戒めのつもりであるんだったらそれはそれでアリかもしれないんですが、いくらなのは達が自制心の強い子であっても、10歳にも満たないのに携帯電話にうつつを抜かすのは今時の子であってもなんかズれているような気がする*1
 戦いの場面は盛り上がります。くるくる動くんで見ていて感嘆するんですけど、そうはいっても絵の枚数が少ないのが残念です。もっとゆっくりめに動きがわかりやすい表現の方がいいんですけど、それでは枚数がかさんで予算的に厳しいんでしょう。贅沢なので無理を言わないのが吉だと思います。前回までの描写のおかげか、なのは側よりヴォルケンリッター側のほうがカッコイイと思ってしまうのはいけませんか?。
 最後はいただけません。こればっかりは思いっきりいただけません。これをやるとゲームバランス崩れますから。他のゲーム参加者が全員ヤれてしまいますから。ほら、シグナムだってポカーン状態ですし。仮面の男はこの流れだとクロノ父なのかもと思ってしまいますが、よっぽどこちらをびっくりさせてくれる話の運びでないとただのグダグダですよ。

*1:私がズれているのか?少なくとも2〜3年前は小学生が携帯端末を持つのは世も末だという認識だったような気がしますが。しかし犯罪予防としていいと親が率先して子供に与えるようになってきているとは思うのですが。私なんかは問題をより複雑化してかえって悪化させているようにしか見えないんですが。