氷結を飲んだ。

 アサヒのぶどう酎ハイを飲んで、こりゃいかんなとは思ったのだが、くわっと酔って寝て起きたら酔い覚めは抜群だったという。そのへん焼酎ベースだから醸造酒よりはるかに抜けがよい模様。


 で、今回はたくのみ。で取り上げられていた氷結を試飲してみた。

 作品に出てきたので覚えていたのはレモンにグレフル、桃だったのだが、何を飲もうかと少し迷って、みちる役の今村彩夏が声優やめるってよってことなので、追悼?も兼ねてレモンにしてみた。



 で、飲んだ感じ、モロキリンレモン。なんの違いがあるのか?と思っていたのだが、少し経って自分の呼気に少しアルコールっぽさを感じてようやく酒を飲んだんだなと実感。アルコール含有率5%と、前回の9%に比べて少なめのせいか、それほど酔いは深くない。前はぐわんぐわん酔ったような気がするが、こちらはほろ酔いといった感じ。作中みちるに酸っぱいと言わせていたが、酸味が強めではあるがキツくはないので、すっきり感がある。個人的には別に酎ハイ摂取で酔いたいとも思わないので、正直キリンレモンを飲んだほうが良いんじゃね?とも思うが、作品の主要テーマである「飲みやすさ」という点も踏まえるとなかなか悪くない選択だと思う。


 どうでもよいことだが、グラスに注いだのはこの量だけで、あとは缶から直接飲んだ。缶から直接飲むと、レモンの香りが強く感じられる反面、工業製品っぽい匂いも強くなるのでそのへんはお好みかな。まぁ普通洗う手間を考えると直接飲むのが作法とまで言ってよいのではないかと思う。
 あと、三浦折りだったか、缶を開けるとエンボス加工が引き立つのだが、そんなに凸凹が強くなるというほどでもない。工数挙げてコストは上がると思うのだが、アルミを節約してそんなにペラッペラなのがせいぜい飲み終わりまで一時間もかゝらないので問題とも思われず、そんな手間はいらないような気もする。


 さて、余録だが、ドラッグストアでは棚を見てみると他にサントリーが酎ハイを高級志向の148円と貧乏人向けの100円の二種類出しているのが目に入った。その148円酎ハイなのだが、ワイン仕立てのぶどう酎ハイがあり、おーこれが飲みやすい代替ワインを意識した商品なのだろうなと察せられて趣深かった。ちなみにこの148円で売ってたシリーズ、果汁を20%ぐらいは使っていて、それなりに本気を出している模様。自販機のソフトヾリンク、350缶で120円、500缶で150円ぐらいなのを考えると、148円で手軽に酔えて高級感も味わえるってことならそんなに狙いは悪くないと思うのだが、そんなに売れている気配もない。