蒼穹のファフナー EXODUS 第23話

 なにが困難なミッションで、何が容易なミッションなのかよくわからんな。
 遠見真矢が連れ戻されるお話。新国連の狙いは、対フェストゥム因子を持つという少数の選別された人類を生き残らせるために、他のものを全て絶滅させるものということだったが、どうなんだろ?。
 視聴している最中は退屈もしないし、こゝ数話は戦闘と理念が密接につながった描写が多いので密度も大きいのだが、なんか現れる事柄が唐突で、なんか違和感がある。荒削りなんだか雑なんだかわかりにくい。突き抜けた主張のために他の要素の完成度は目を瞑るってスタイルなんだったら、もうちょっとそういう部分が感じされてもおかしくない。かといって突き抜ける部分は少しは鈍化するが、練りこんですべてが有機的につながってその完成度で魅せるってスタイルでもなさそうだしな。両方狙って中途半端になってるって感じを受ける。勢いはあるけど、画面の切り替えのすばやさと演技の迫真度に頼ってる感じだし。