Free! Eternal Summer 第3話

 なんとはなしに怜担当回。
 怜が運動会のリレーで元陸上部の速さを見せ、陸上部復帰を持ちかけられるも本人にその気は無く、四泳法がなんとかすべて泳げるようになるというお話。遙の言うとおり、一つ泳げれば充分ではあるのだが、そういう風に語られてはいなかったものゝ、四泳法すべて泳ぐことでのメリットがあるという。陸上だと、7種競技みたいなものをやるのでなければ普通トラック競技とフィールド競技の両方練習するということはありえないが、水泳だと、練習で四泳法泳ぐことは普通。かといって、渚が言ってたように、一つの泳法だけ泳いでいたら、他の泳法が少しでも泳げるようになるというものでもなかったりする。あたりまえっちゃぁあたりまえだが。
 お話については、なんか岩鳶水泳部の経験者は怜に泳ぎを教えるのが下手なんだなというツッコミを感じたぐらい。遙真琴渚はそれこそクロール背泳ぎ平泳ぎの専門家なんじゃないのか!。しかもスイミングスクールに教えを請いに行くのではないし。凛が教えることになるというのは前期の流れもあって上手い処理の仕方ではあるんだけども、冷静に考えたらなんか無理があるというか。といっても槍玉に挙げるほどのことでは全く無いので、あゝそうですかといったところ。若気の至りで思い込みが強いんだけど空回りってのは、まぁ青春の一ページとしては不思議でもなんでもないというか。今期は話の進め方は、なにか太い本筋があって、それ以外の寄り道要素は極力排除するというのではなくって、むしろ周辺要素を積極的に描写して水泳関連について広がりを描こうとしているのかなと思わなくもない。