瑞希の音の出ない笛の描写がツボ。
いや、あの存在感には笑わせてもらった。原作漫画でもあゝなのか？。ちょっと見てみたい。さて、今回最終回なのかと思ってたんだが、次があって、それで最終回。で、今回は全体的にはそうそう悪くなかったと思っていたのに、奈々生の家出？が謎だった。いやそういう気持ちになるという心境もわかるんだけど、奈々生のミカゲ社や巴衛に対する思いはそれだけだったんかと。なんか今までの積み上げたものを崩すような残念さがあった。というか家出の理屈付けが貧相。なんか昔のドラマでいう、姑にいびられてならまだともかく、いびられてもいないのに出奔する芯のなさ。原作だったらもうちょっとそのへんの理屈が深刻に描写されているんだろうか？。まさかこゝに到って思春期特有の女の不安定さってなもんでもないだろ。
というわけで、神をメインテーマに据えるんなら、今回の話でいえば人々の信仰に応えるかそうでないかという方面での苦労を見せてもらいたかった。せっかく冒頭でそのへんを描いていて、それに関する奮闘ぶりを見せてたんだから、なんかホント今までの試練を切り抜ける描写が台無しのように感じた。
