銀の匙 第11話

 豚丼その後と豚飼育二週目の突入。
 全然最終回って感じもしなかったんだけど、シリーズ冒頭で投げかけられていたものがちゃんと回収されていてひとまずの区切りはつけられていた。いやまぁ2期が控えてるからってのはわかってるので、普通ではある。
 最終的な評価は次シリーズを見てからってことなんだろうけど、普通に名作評価でよくね?といったところ。確かに中高大学生向きには作られてはいるんだけど、逃げは〜のところを考えると、ターゲット層は案外広く感じるし、おそらく農業経営のところは現実はより厳しいとは思うんだけど、よい紹介になっていると思う。実写化もされているようなんだが、そっちの出来はどうなんだろ?。
 まぁこれはどうでもいゝことではあるんだけど、御影と駒場間に恋愛感情がないように設定されたのはなぜなんだろ?。これは萌えアニメじゃないだろうから、そういう視点で考えるのはアレなんだが、幼なじみ設定とか作りやすいだろうし、どちらも労働は厳しいだろうから、ゆくゆくは一緒になって経営統合なんて両家が考えてもよさそうなもの。まぁ経営に関しては駒場家が苦しいから、御影家がそういうところをわざわざ人助けで子供を一緒にさせるってのは考えにくいし、やはり両家とも自分の農場を潰すというのは考えにくいというのはある。こういう個人独立のところはともかく、結構な規模の企業でもやっぱできれば独立維持志向が強いんかね?。
 八軒がまたもや豚に名前をつけるとか、自分は「もう二回目はいゝだろ」という流れになるのかとも思ってたが、意外だったな。つけるんなら全部の豚かと思えばそうでもないように見えるし。しかし今度はバイト代もアレなんで、買い取って自分で加工という流れにはしにくそうだが、どうストーリーラインを作っていくのか。
 あと、最後のヒキ、食い物で文句を引っ込める級友もどうかなと思わなくもない。とはいえ、こゝは第1期の結論の部分になっているはずなんで、つべこべいってもやはり食うことになれば人間なんとでも…といった主張なんだろう。
 というわけで、自分も続けて視聴するし、さらっと2期に流してみる。