弱虫ペダル 第10話

 熱血要素がないと隠れた力が出ない主人公…。
 3年生の紹介その1巻島編。主人公と同じヒルクライマーで、今回はというよりもうしちゃってるからヒルクライムに必要な要素とか醍醐味は省略。あと箱学の顔見せ。車体を過度に振るダンシング走法とか無駄が多いように思うんだけど、逆に主人公の高回転に比べてトルクフルな感じを受けるな。今は高ケイデンスが全盛だが、昔は力をかけて登るのが主流だったようだし、高校生程度のレースでは技術によって勝敗にそれほど差が出ないって感じか?。まぁ結局剥奪されたかなんだったかよく憶えてないけど、ツール・ド・フランスで何度も優勝したアームストロングは高回転型だが、それはあとからドーピングにあわせた走りだったらしくて、普通だと高回転の維持ができないらしい。まぁそれこそ巻島の言うとおり自己流というより自分に合った走りを模索すべしなんだろうな。
 正直特にエピソードに見るべき新奇さはないんだけど、安定している感じだ。腐女子要素だが、やっぱり夢だとか何かに打ち込む男子像なんかな。なんかで読んだが、ムキムキマッチョよりは細めのほうが女受けがするらしいので、その点ロードレースはスプリンターを除いて筋骨隆々って感じではないのでそのへんかも。