Coppelion 第13話

 最后の最后まで…。
 なんか安っぽかった。が、これでいゝのかな?。メッセージをわかりにくゝして、わかる人にだけ伝わるようにしたところでなんだから、やはりこゝはわかりやすさを重視して、それが安っぽさに繋がったのだという気がしないでもない。原作は続いているっぽいのだが、続き云々はどうあれ、アニメ版は原作をわかりやすくしたものなのか気になる。
 というわけで、最后の子供達が過ごしやすい世界云々の話は、フクイチの原発事故失敗だけでなく、老害が今まで日本を滅茶苦茶にしてきたそのことも含んで言ってたワナ。結局そのツケは若者が払わされるんだが、安倍とかそういうのが全くわかっておらず、彼ら世代の火事場泥棒即逃げ切りの姿を見るとこの作品のメッセージを無理やりにでも詰め込んでやりたいぐらいだ。まぁ安倍はまさしくフクイチは事故など起きないと太鼓判を押して、そして原発メルトダウンしたわけなんで、戦犯そのものなんだけどな。でもフクイチ収束をあとまわしにして東京五輪にご執心。そりゃ福島の人は怒るワナ。
 っつーわけで、話題性が一番で、ストーリーはファミリードラマっぽくてどうにも歯がゆかったのが正直なところ。でも言いたいことは十分伝わっているし、これはこれで整った作品ではあると思う。気合を入れて作ったと思われるOPやEDがどうにも空回りっぽいのが残念というか惜しいところ。事故後のことでもあり、どギツくできないというのもあろうし、まぁこんなもんかな。おもろ。