謎空間からの帰還の巻。
うーん、よくわからんな。あの謎空間はジュン（大学生）が変身するための一時的作業領域であることはわかるんだが、なかで繰り広げられることがドール達の問題解決であって、ジュン（大学生）はその中から何かを悟るという形になっている。区切りをつけることや、前期でのドール達の事情に意味を与える必要があったとはいえ、自分的には謎空間ではなく、現実のやりとりのなかで悟るという形でも良かったんじゃないかと思ってしまった。
で、ジュン（大学生）の問題は一応片付くという形で次回最終回を迎えるんだろうか？。ドール達の戦いはまだまだ続くような感じなのだが、続編はあるんだろうか？。まいた、まかなかったという違いはあるにせよ、ジュン（中学生）とジュン（大学生）は同一人物らしいので、ドール達の結末をジュン（大学生）が何らかの形で“わかちゃってしまった”ということにして、説明で済ますってことも可能性としてはアリなんだけど、それはそれでどうかな…。
ドール達の問題については、やはり“奪う”と“与える”の対比が提示されていて、競争社会のあり方に疑問を投げかけるというもので、これは前期のおさらいになるのかな。このへんの作者の考え方というか、その線に沿ったドール達の決着を見てみたいというのはあるんだけど、その方向性で進むかどうかはわかんないしなんとも続編がなければ不完全燃焼のように感じてしまうな…。
