なんか急展開。
お話が続くとすればこういう形じゃないとなというのはあるんだが、なんか強引だな。巨人の力ってのも、どうやらエレンが巨人になるというのではなく、ある意味巨人を呼び寄せてそれをコントロールするって感じか。
ピクシス司令が変人だという定評らしいのだが、貴族とのチェス勝負あたりを見ると、外面的にはごくごくフツーで、超絶的思考法ができるというものらしい。要するに周囲がバカ揃いってだけの話では？。まぁ凡人が組織の頂点に立つと往々にして組織そのものが崩壊するって例を挙げるのには暇がないが。
うーん、なんだろ？。つまらなくはないんだけど、話の進行がちょっと上滑りしているような気がしないでもない。構造的なものがもうちょっと自分にわかって、そのへんの行間での会話が製作側とできれば腑に落ちるんだけど、状況の収拾に手一杯のような感じがするな。構想はでかいし、それなりに芯もしっかりしてるんだけど、いろんな要素の対応がしっかりしないうちに物語が進んでしまっているというか。というか、取り上げた素材が大きすぎて、エレン周辺の人間ドラマと組み合わせるのがそもそも無理っぽい手法を取ってしまっているのか。いやまぁ、自分的には構造的な部分がそれなりに形になってれば満足なんで、それほど気になっているわけでもないんだが。
