ジョジョの奇妙な冒険 第3話

 なんかやけに熱かったよ。
 もう感涙寸前といったところ。ジョジョが甘ちゃんだというのはスピードワゴンが繰り返し言っているのだが、なるほど、カネ持ちはかくも優しくあって欲しいものだなと思わせる。前回この作品は連載当時のファン向けだとか考えていたが、現代性はあるのかな。まぁこの熱さが今の中高生に届くかどうかはわかんないけど、今の特権階級がすっかりなくしてしまっている…というか、今日本の政財界でふんぞり返っているのが、いわゆる“成金”だとか“安っぽい成りあがりもの”であるってのは擱くとしても、気高さだとか使命感だとかそんなのがふんだんに爆発してたよな。
 とはいえ、そういうのはすっかり骨董品になってしまったのか、まぁ懐かしむべきものなのかもしんないね…。
 OP映像、かなり気に入っている。静止画が飛び込んでくるだけでなく、その中の絵が動き出すという仕掛けの完成度が高いのかな。OPの漢臭い歌いっぷりも拍車をかけて、引き込まれることこの上ない。まぁ今回はEDも省略しての仕上がりだが、まさに目を離せない状態だった。