もやしもん リターンズ 第9話

 なぜにテトリス?。
 しかも空隙があっても崩れてるし。前期と比べて薀蓄成分が薄いな。菌劇場とかそういうのを自分は期待してたんだけど、本編に集中してたら確かにエピローグで盛り付けられても気合は入らない。もうちょっと踏み込んで欲しいとは思うがこれで精一杯なんだろうね。
 物語としてはこんなものかな。長谷川・美里が徒歩でマリーの城に行くってのがなんともね。長谷川がそんなに鍛えているとも見えなかったんだけど、中学・高校ではそうでもなかったのかも。
 マリーの家の事情もそうだったんだけど、原作ではもうちょっと淡々としていてキャラはもうちょっと大人って感じがしてたが、アニメでは結構感情がこぼれるようなイメージだ。役者の演技が過剰ってわけでもないし、こういうのは動画化(というかやはり演技か?)したメリットのように思える。間が充分に取られており、自分なら漫画だとさっさとページをめくっていることろなんだけど、だからといってもたもたしていてもどかしいと感じることも無かった。特権階級という別世界を絡ませて、しかも渡仏という特異なものを描きながらも、なんていうのか平凡ではないけど肩肘張らない日常って描き方のような気がして、こういうのは長い間視聴しても飽きないんだろうなと思ってしまった。
 でもあと2話。