今までありそうで無かった、笹原を巡るみおと立花みさとの対比。
なんか初期の頃を思い出す。ほのぼのを軸としながらも笑いを忘れていないという構造。よくわからないのは自分が変化しちゃってるのか、作品のほうが最初の頃のあり方に戻ったのかわかんないところ。少なくとも自分の中ではちょっと安定傾向だなと前回まで感じていたわけで、それが初期の頃の雰囲気と今までの安定傾向を打破するイメージを受けたという変化が何者によるものなのか判断しづらい。どっちにせよシリーズ構成の思惑は必ずあって、その手のひらの上で踊らされていることは間違いない。でもその構造を深く突き詰めるのはしんどいのでこれで終わり。
しかし笹原の相手に誰がふさわしいのか？と考えると、それはみおでもみさとでもなく、長野原よしのなんだろうなと思わせるところがなかなかニクい。
