うーん、要するにトムとジェリーなんじゃねぇのか？。
原作は未読。（アキバblogとかですら）内容はそんなに面白いものでもないという評判は耳にしていた。で、そんなにつまらなイカ？。ゆるい雰囲気で、日常のどうでもいいことをネタにいろいろいじくってギャグにしていくって作風はそう珍しいものでもないし、ちょっとした息抜きに最適だろ。少年漫画にある4コマと同じ役割。特徴的なキャラに噛みあわない会話。それに最近の萌えブームに合わせた主人公キャラの造形。目新しいものはそんなに無いが、かといってオリジナリティはあって十分鑑賞に耐えるものになっていると思うがねぇ。
で、そうなってくるとナンセンスギャグに考察の余地があるのか？と言われれば無いよなと。まぁそれでも今回感じたのは、イカ娘って要するに現場を知らない新任の管理職だろとか思ったよ。威勢はイヽが、仕事はからっきしできない上司*1を、どううまくあしらうかってのは海の家れもんの面々がとてもよい実例を示してくださっていると思うんだがね。自分トコの職場でもやけに管理職を怖がって、言いなりになるのはイヽが、その管理職自体がからっきし仕事が出来なくて頓珍漢なことを指示するためにメチャクチャになっていて、なんで地位だけ高い愚か者をまともに相手にするんだよ…と日々心の中で嘆く毎日だったりするのだが。
イカ娘の声は最初聞いたとき、花澤香菜か、EDを歌ってた伊藤かな恵かと思ったのだけども違ってた。金元寿子とは名前を聞いた事はあるけど、注目してなかったやという人。アヴァンにちょっと違和感があったほかは特に問題も無く、キャラのかわいさを出していたと思う。
*1:仕事はダメでも作業はできるってやつね。
