あぁ、なんかめんどくさいな。

 ここんトコ休みがなくて体が疲れている模様。今日だって昼にちょっと家に帰って更新→仕事に復帰だもんな。でも休んだからって回復するとも限らず、山のような仕事を休みの日にでも片付けておかないと後々しんどくなりそうだし。
 栗本慎一郎自民党の研究―あなたも、この「集団」から逃げられない (カッパ・ブックス)を読了して、結構面白いものを感じた。自民党政策集団とはかけ離れた存在というか、むしろ政策なんて全く無い集団ってのはなるほどと感じた次第。よく某巨大掲示板で「中国は人治主義」とか批判がなされているんだけど、自民党のほうがよっぽど酷い。
 でも、政党として政策なんて無いほうがもしかすると合理的だったりするんじゃないかとも思ってみたり。自民党の場合は、「特権階級に利権誘導することを最優先事項に、むしろ党として政策を持たず、官僚にそのように作らせる」って構造がまずいわけで、政策を持たないことが臨機応変さに繋がることもあるだろう。むしろイデオロギー的に政策をゴリ押しするほうがまずいって例が多いわな。構造改革だの憲法改正だの教育改革だの医療改革だの。終わってみれば全部自民党にだけ都合がいい政策だったわけで。