機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 第18話「交錯する想い」

 うーん、軌道エレヴェーターの崩壊は9.11のメタファーとは。
 連邦の権限をアロウズに譲渡する演説の姿は、まぁどう考えてもオバマなんじゃないかと思うわけだが。しかし、こういう流れだと、クーデター軍が必死の思いで逃がした6万人の民間人はアロウズが衛星兵器で全員虐殺しちゃったということなんだろうな。で、アロウズ側で一人苦悩するのかと思ったらマネキンは逃亡しているらしい。ありえないことではないのだけども、ちょっとそれは想像つかなかったな。視聴者向けの善悪がすっきりしたなぁとは思いますが。
 で、マリーが戦線に投入される。まぁいつかは巻き込まれるとは思ったんだけど、なんか唐突でスタッフの都合って感じが否めない。アレルヤと再会するまでソーマであったときには、マリーの記憶が封印されていたわけだけど、今マリーではなくソーマと言い張るソーマ(ややこしいな)は、マリーの記憶を保持したまゝ、ソーマであろうとしているわけで、そこらへんのひねりは面白いんだけど、正直どうでもいいというか。まぁルイスとアニューのターンが回ってきたようなんだけど、ソーマも忘れていなかったというわけか。二代目ロックオンもアニューの正体に気づいたというか、様子が変だぐらいには思っているという描写があったわけなんだが、なんかね。
 で、Bパート終了前に各キャラが人だのモノだのを一言ずつつぶやいていたわけで、それぞれのこだわりというか戦う理由の提示で、次回より本格的な闘争の始まりってわけですね。男臭い理由の刹那の代わりに、他のキャラがみんな色気づいていてこれまた惚れたはれたが戦う理由かよ…ってげんなりするものがあるのだが。