夜桜四重奏 第7話「ハナミズキ」

 オバちゃん達の巫女装束
 なんかもりあがんないね。秋名達は高校を卒業しているのだろうから、社会人ってトコなんだろうけど、それが地域の自治組織の構成員で、町長とかいう割にはあまり利権とは関係なさそうで、まぁそこがいわゆる等身大の若者であったりはするんだろうけど。確かに生活の息遣いは感じるし、そういう意味で日常を見事に描いてはいるんだけど、なんというかね。
 今のところ円神をギンに戻すのが今期の(というか次期があるのかどうか怪しいが)ミッションだと思うんだけど、見事にグダグダというか、なんで秋名はアオに口止めはするのに説明も対応策もないのか、危機意識がかなり希薄だわな。なんか彼の葛藤がウソくさいというか。当世若者事情ってこんなものか?。
 松尾監督作品で言えば、レドガも紅ももうこのぐらいの話数だとかなり物語自体に引き込まれていたような気がするんだけど、この作品はアクションはあれども終始ローテンションだわな。ま、ある意味日本的と言えば日本的だが。